星見な夜の10の詩 ten poems of stargazer's night


翼が欲しいの。
星の河を渡る翼が。
あの人に会いたいの。
年に一度なんてもう嫌だもの。
だから ねぇ
貴方の身体を私に頂戴?
骨も羽根も身も全て
私の一部にしてあげる。
大丈夫。何も恐がる事はないわ。
私に貴方の身体を頂戴?
全ては愛しい あの人の為。
「カササギ」
「こんぺいとう」
ころん
ころんと
転がり落ちた
すくい上げて天にかざして
映る七色 君の心
ころん
ころんと
甘く溶けた
しあわせと呼ぶのがふさわしい
揺れる七色 空の記憶
「ねえ、星のかけら食べる?」
宇宙征服をする為に
貴方の力が必要なの。
『宇宙に思いを馳せる冷静さ』
私には無い力。
私と貴方を合わせれば
ほらね
無敵だと思わない?
将来の夢は宇宙征服。
ねぇ だから 貴方
私の共犯になってよ。
今日こそは伝えるの。
宇宙の前に貴方へ
この想い この詞
貴方に。
『牡牛座〜以下略』
「望遠鏡 a distant light」
あなたの光
遠すぎて 弱すぎて
見えないなんて言うから
ほら
つくってみたの
何度も何度も
光を反射させて
遠い あなたの輝き
私の元まで届いて欲しいから
あなたに伝わって欲しいから
ほら つくってみたの
覗き込んでね
そうしたら
遠い銀河だって見えるから
美しく
貴方に見られたいから。
美しく
貴方を魅せたいから。
輝いて
煌いて
私を愛でてくれるなら
その一言をを聴けるなら
『綺麗だ』
もう、死んでもいい。
「スーパーノヴァ」